島を並べています

000 / 022

日本の離島図鑑
← 模型棚へSpecimen No.002 / 022
標本番号 002ISLAND GATE ARCHIVE

利島

としまToshima

島全体が円錐のかたちをした、小さな火山島。斜面の多くはツバキの林。

所在
東京都 利島村
諸島
伊豆諸島
位置
N 34°31′21″ E 139°16′45″
面積
4.04 km²出典 [5]
最高標高
508 m 宮塚山出典 [6]
模型の範囲
3.8 km 四方
高さの強調
× 2
統計と照合 2026-10-19

「「外島」とも書く」[1]

外島 としま・利島 としま字と読みの区切りは図鑑の目安

文書に残る島記録

外島としま1396年、伊豆守護 上杉氏の所領の島
伊豆諸島いずしょとうともに並ぶ島々
利島としま

1396年(応永3年)の文書で、伊豆守護の上杉憲定に伊豆国の所領が引き渡された。そこには「外島」をはじめ、伊豆諸島の島々が含まれていた。島には平安時代末から近世の和鏡が多く出土している。[1] [2] [4] [3]

利島村によると、島名の由来は今もはっきり分かっていない。以前は「外島」「戸島」とも書かれた。『三宅記』の島焼きの話で10番目に焼き出された「十島」を、利島とみる見方もある。明治の地誌『伊豆七島志』は、名のわけははっきりしないとしたうえで、海から突き出た島の姿がとても険しい(鋭い)ので「利島」と名付けたのだろう、と推している。

水を待つ島

地下水がなく、空から降る水に頼ってきた島。

  1. ツバキ林島の約6割。江戸時代から良質の椿油をつくってきた
  2. 宮塚山島の大半を占める、玄武岩の成層火山
  3. 海食崖標高30〜100mの断崖が島をぐるりと囲む
  4. 天水地下水が得られず、雨水をためて使ってきた。1976年に簡易水道ができた

近年まで、嫁入り道具のなかでも水桶が重んじられていた。[1]

ことば

椿油つばきあぶら
もの

島の最大の産業。ツバキの実からしぼる。

出典 [1]
流鏑馬やぶさめ
くらし

八幡神社に800年伝わるという行事。東京都の無形民俗文化財。

出典 [1]

To scale

ほかの島と比べる

利島を物差しにすると

御蔵島20.4 km²5.0 倍
神津島18.2 km²4.5 倍
青ヶ島6.0 km²1.5 倍
竹富島5.4 km²1.3 倍
利島4.0 km²物差し
式根島3.7 km²1.1 分の 1
鳩間島1.0 km²4.2 分の 1
5 km

面積は国土地理院の公表値。重ねた輪郭は島の中心をそろえています

面積の近い島と、同じ伊豆諸島の島を並べています。すべての島と比べる

To the island

この島へ

運航は天候で変わります。お出かけ前に、必ず公式の情報をご確認ください。

行き方

東京から船で最短2時間25分。大島からヘリコプターでも行けます。

2026年10月9日〜28日は、東海汽船の船3隻(橘丸など)が国の命令で使用停止になり、代わりの船で運航しています。出発地や時刻、大島での乗り換えが変わる便があります(東海汽船のお知らせ 2026年10月5日・15日)

船で

  1. 東京・竹芝→利島

    船東海汽船(高速ジェット船)最短2時間25分

  2. 東京・竹芝→利島

    船東海汽船(夜行の大型客船)最短7時間35分

    夜に竹芝を出て、朝に着きます

  3. 静岡・下田港→利島

    船神新汽船(カーフェリー)最短1時間35分

    運航日・時刻は神新汽船の案内で

ヘリコプターで

  1. 大島空港→利島

    ヘリコプター東京愛らんどシャトル(東邦航空)約10分

    毎日、大島12:10発の1往復。予約は搭乗1か月前の同じ日から(日曜は受付なし)

  • 船も飛行機も、天候で欠航や行き先の変更があります。日程には余裕を持ってください
  • 所要時間は運航会社の目安です。便数と時刻は、各社の時刻表で確かめてください
  • 利島村によると、船の就航率は年によって60%を下回ることもあります

2026-10-22 に運航会社・町村の公式サイトで確かめた内容です。時刻・運航日は変わるので、下の公式の情報で必ずご確認ください。

Support the island

島を応援する

行けなくても、ふるさと納税で島の町村に寄附できます。

寄附先

町村
利島村
受付
ふるさとチョイスで受け付け

受付の方法は 2026-10-20 に各町村の公式サイトで確かめたものです。変わることがあるので、寄附の前に公式の案内をご確認ください。

Sources

  1. [1] コトバンク「利島」(日本歴史地名大系・日本大百科全書・世界大百科事典・ブリタニカ国際大百科事典)
  2. [2] 利島村「島の紹介と移住ガイド」
  3. [3] 秋山章・萩原正夫 纂輯『伊豆七島志』巻上(1901年。国立国会図書館デジタルコレクション コマ35)
  4. [4] Wikipedia「三宅記」の「島の一覧」(『下田市史 資料編』2010年 p.479 による)
  5. [5] 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」付3 島面積(令和8年4月1日時点)
  6. [6] 国土地理院「日本の山岳標高一覧(1003山)」(2026年3月31日版)
  7. 模型:地理院タイル(標高タイル、全国最新写真(シームレス))を加工して作成。模型は形を見やすくするため高さを強調しており、地図としての利用を目的とした正確さはありません。